★★★歌のメッセージ★★★

「幸せ」の唄

「幸せ」の唄   作詞 除村美智代 作曲 智

 

あなたが たった一人で淋しい時 私は 花になって

あなたのとなりに咲きましょう そして あなたのはなし相手になりましょう

あなたが 悲しみの中にいる時 私は 雲になって

たくさんの雨を降らせましょう

あなたの 悲しみが消えるまで たくさんの雨を降らせましょう

あなたが 幸せをも見失ったなら 私は 小鳥になってさえずり

うたをうたいましょう  

あなたが おおくの幸せを感じられるように

「幸せ」の唄を うたいましょう

あなたが なぜか切ない時 私は 風になって

その切なさを 半分もらっていきましょう

そして私もあなたを想い 半分切なくなるでしょう

あなたが 私を想う時 私は私のまま

すぐにあなたに会いに行くでしょう

すぐに会いに行くでしょう


「幸せ」の唄
「幸せ」の唄
2000年11月5日
 新聞を開いたとたん心に入ってきたメロディ
・・あなたが たったひとりで 淋しいとき 私は花になって・・・
そこには中学生作文コンクールで入選した女の子の詩が掲載されていました。
私は始めて目にしたのに歌いながら読んでいて
・・この時の不思議な感覚は今も覚えています・・
読み終えた時には歌が出来ていました。

題名に目を向けると・・・
え?なぜだろう?「無題」!!

下に添えられたコメントを読んで愕然としました。

彼女は先天性ミオーパチという筋肉の病気と闘いながら、明るく活発に中学校生活を送っていたのに、突然亡くなられた・・と。

せっかく私の所に舞い降りた歌
せめてご家族の皆様に聞いて頂きたい。でも悲しみを増やしたらどうしよう・・
一週間悩み編集部にカセットに録音した歌を送りました。

2日後夕刻、編集長からバタバタ慌しい声の電話が
「さっきデスクに届いて!そのまま今彼女の家に来ています!今からお母さんと一緒に聞きます!!」

10分後泣き声の電話が
「娘がそのまま帰ってきて歌ってるみたい。ありがとう」
・・私の方がありがとうです。こんなにいい歌にめぐりあえた・・
電話口で3人で泣きました。

作文コンクールの詩の題名は 「無題」でしたが、
詩の中にちゃんと歌の題名が書いてありました。

・・あなたが 多くの幸せを 感じられるように   
「幸せ」の唄を歌いましょう・・・・・・・・


この歌は当時中学3年生の女の子の詩。
彼女は文章を書くのが好きで数々のコンクールで入賞していました。
その取材で編集長さんは彼女に1回だけ会われていて、筋肉の病気で車椅子だったけど、活発で元気な女の子だったそうです。

その日も・・友達と遊びに行く約束をしていて
おしゃれして出かけようとしていた時・・
・・急に息をひきとられたそうで・・

葬儀の時に学校の先生が
【彼女が書いたものが残っていました】と
亡くなる一ヶ月前に書かれたであろう3つの作品を持ってきてくださり

その中の一つを、なんとお母様は中学生作文コンクールに応募された。

そして彼女の姿はないけれど・・なんと【佳作】に入賞されたのです。

「無題」だったのは、普通の作文用紙に詩だけかいてあったからです。

そして普通、新聞に掲載されるのは最優秀賞だけなのに
・・彼女が亡くなってから1年も過ぎて・・
なぜかなぜか挿絵までついた 佳作「無題」(詩)が掲載され
・・私の心に優しく降ってきました。

彼女の姿は見えないけれど
「幸せ」の唄を歌わせていただくと

彼女の心【生命】を皆様の心【生命】が感じてくださって・・

・・歌い続ける限り【生命】は永遠に繋がっているようで・・

ぴかぴか(新しい)生命は永遠にぴかぴか(新しい)

歌は人生。終わりのない旅。

その時制作した何枚かのCDを持って、お母様はアメリカ旅行に行かれました。
彼女の夢はアメリカに行って英語の先生になる事だったからです。

彼女が目指していた大学のキャンパスにも足を運ばれ
学生さん達に歌を披露。
そこで知り合ったご夫婦にCDをさしあげたそうです。

・・余談ですが、そのご夫婦は何年も子供がなくてあきらめていたのに
CDを聴いて可愛い女の子を授かったそうです揺れるハート 
その後・・歌は旅を続け
「幸せ」を運んでいるようです・・

今も「幸せの唄を聞きました」
と連絡があり、
今年も彼女の友達が福祉関係の場所で演奏されたそうです。

私はというと・・
今のこの時・瞬間に「幸せ」の唄をあらためて歌ってみて
この歌のようにクローバー どこまでもあなたの幸せの為に
あなたに喜んでほしいから

優しく強く生きて歌っていきたいです


母こぐさの花

母こぐさの花~~母との絆 旋律に乗せて 原爆小頭症・川下さんの詩が歌に 交流の智さん作曲「シンプルでピュア」

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=32134

 


小さな折り鶴

新曲【大人のための童謡】です。

 

広島の人は折り鶴をおることができます。

「逆に折り鶴くらいしかおれんけどね~~」ってみんな言いますよね。

 

佐々木貞子さんの平和への願いが、みんなの心につながっているのかもしれません。

世界が平和になりますように。


 

小さな折鶴       作詞作曲 智

 

わたしの宝もの 仲良くならんだ折鶴 

教えてくれてありがとう 一生懸命折りました

 

放課後 教室で 一緒に折ったね千羽鶴  

みんなの笑い声を あの子に届けたくて

 

一つ一つ 重なるぬくもり  

つながって光るよ 虹のように

 

色とりどりの折鶴に  いっぱい願いをこめて 

青空に 飛んで行け   僕らの夢をのせて

 

 

キャラメルの包み紙 薬の入ったセロハンも

やさしく 針で折りこんで かわいい鶴になりました

 

悲しい出来事や たくさん流れた涙  

夕焼けに染まりながら  未来(あした)の幸せ祈る

 

ひとりで泣かないで  みんな仲間さ   

世界中の友と  歌おうよ

 

幾千万の折鶴に いっぱい願いをこめて 

大宇宙(おおぞら)に飛んで行け 僕らの夢をのせて

 

 

あの子が置いてった ちっちゃな ちっちゃな折鶴

星空に 飛んで行け  小さな夢をのせて